駅前の商店街の脇道に建つ、グレーのグラデーションでつくられた邸宅。
堂々としたスクエアな外観に、花壇の植栽や、海外で購入したアンティークの照明が彩りを添え、あたたかさを感じさせる。
南側一杯に配置したリビングには、4.3mの高天井が降り注ぐ。
バルコニー、LDK、和室がワンフロアに続いた配置、開け放てばひと続きの大空間へとつながる。
30坪の敷地を有効に活用しながら、時には適度に仕切り、ご主人の在宅ワークや奥様の趣味に、お子様の学習にと思い想いの過ごし方が出来る。
素材や色使い、開口部や照明の配置などは、細やかなリクエストに応えながら、ゆとりと上質感を追求した。
住みながらフレキシブルに変えられる間取りのおかげで生活スタイルの変化があろうと、申し分なく快適に暮らせる家となった。
壁や床、畳など内装は全体を通してグレーのグラデーションと木の調和をメインに、各所に落ち着きと上質感を演出した。
アクセントとなるサペリの床材はお持ちの家具や、絵画にもしっくりとなじみ、穏やかなくつろぎの時間をもたらしてくれる。
スケルトン階段を上がったロフトからはリビングを見下ろす事が出来、屋上ではバーベキューも楽しめる。
隅々まで楽しみの詰まったグレイスフル(優美で品格のある、上品)な家となった。