世田谷で子育てするならこんな家

1. これから注目の子育てエリア!世田谷!

地域ぐるみで子育て

日本全国多くの地区が「英語教育」に力を入れている中、世田谷区はあえて英語以外の教育に力を入れて、地元との連携を重視している地区として注目されています。
子どもたちは短歌、俳句、古文、漢詩、論語、近代詩などを通して、日本語の響きやリズムを楽しむ学習をしたり、地域に伝わる民話や世田谷区の地名の由来、日本の伝統文化などについて学習しています。

このように地域にまつわる学習ができるのも、世田谷区が地域とともに子どもを育てる教育を進めるために、基本的には自由に通学校を選べない仕組みをとっているからです。

その目的は、保護者や地域の人たちに学校運営に参画してもらうことで、地域が一体となって子育てができるようにするためだそうです。この取り組みは、世田谷区が先駆で、今ではこれをモデルケースとして取り入れようとしている、市町村があるそうです。

一見、不自由な制度だと思われますが、こうした取り組みが、会社以外での人間関係を構築しにくいお父さん・お母さんたちにとっては、地域に友人を作るいいチャンスにつながっています。

2. 子どもとのコミュニケーションを意識した間取りとは?

コミュニケーションを生む仕掛け

地域みんなで子育てをしよう!という風潮がある世田谷で家を建てるのに、家の中での子どもたちとのコミュニケーションが希薄化してしまうのはもったいないです!そこで、注文住宅ならではの子どもたちとのコミュニケーションが自然にとれる間取りアイデアをご紹介します。

①行動を把握しやすいオープンな階段

リビングに階段を設置することで、会話がなくても子どもの様子をうかがうことができます。またリビングに階段が設置できない場合、階段の脇をガラスにするだけでも効果的です。らせん階段は、空間を圧迫せず、通る人の様子もよくわかるため、忙しい朝夕でも子どもに声をかけやすいです。

②朝の洗面・着替えから夜の入浴まで1フロアで完結させる。

リビングのあるフロアに、洗面室や浴室、ファミリークローゼットなどの大型収納も配置します。そうすることで日常の行動のほとんどをリビング回りでできるため、忙しくて家にいる時間が少なくても、自然と顔を合わせる機会を増やすことができます

③1階から2階を吹き抜けにする

メインフロアに広い共用空間をつくるのが難しい場合、リビングを吹抜けにして空間を立体的につなげるのもおすすめです。
吹抜けは開放感をもたらすだけでなく、上下の空間に光や声を届けられるので、家族をゆるやかにつなげることができます。

3. 子育てを意識した設計をするためにもう一度意識したいこと

家族間の何気ないコミュニケーション

これまで、子育てする上の世田谷区の魅力や、子育てにおすすめの間取りをご紹介しましたが、もう一度考えていただきたいのが、「家族には何気ない会話が大切」ということです。その何気ない会話というのは日常の中で生まれてきます。
例えば、お父さんが最近買った漫画が階段の本棚においてあるのを見て、子どもが自然に興味を持ち共通の趣味になるということもあるでしょう。リビングのソファに座りテレビを見ていてもなかなか話は弾みませんが、階段の上り下りが辛そうな子どもを見て、ためらわずに声をかけることができます。
つまり「間取り」とはそこに生まれるコミュニケーションを創造するものなのです。

間取りを考える際にもう一度、各場所でどんな言葉が生まれるかを考え、注文住宅だからできる子育てを検討されてみてはいかがでしょうか。